スタディサプリEnglish TOEIC L&Rテスト対策コースを実際にやってみて気付いた良い点悪い点
今回はスタディサプリEnglish TOEIC L&Rテスト対策コースを実際に受講して見て気付いた良い点tと悪い点をレビューしちゃいます。
簡単にまとめると以下が良い点と悪い点になります。
☆良い点
①動画講義がすごく分かりやすい
②問題を解いた後直ぐ詳しい解説が読めて便利
③英単語(TEPPAN英単語)の復習トレーニングが便利
④問題数が半端ない、やりきれないくらいある
⑤モチベーションを維持させる工夫を感じる
★悪い点
①リスニング問題の問題文だけ連続再生出来無い
②リスニングやリーディングの間違えた問題の復習トレーニングが出来ない
③動画の視聴速度が1.5倍と1.0倍の二択
④動画のダウンロードが出来ない
⑤テスト形式で200問連続で解くことが、出来ない
☆良い点
①動画講義がすごく分かりやすい
カリスマ講師関先生の動画講義をご存知でしょうか?
私も噂には聞いていましたが実際に入会して視聴して驚きました。
すごく分かりやすくて納得のいく解説だらけです。
しかも各設問ごとに解説がされていたりしてまるでサテライブの予備校に通っている錯覚を起こしましたよ。
例えばbeenとbeingの発音の違いを講義する動画があったのですがまさに目から鱗でした。
ずっとbeenは『ビーン』、beingは『ビーイング』だと記憶していたのですがこれではリスニングは全く出来ません。
関先生曰わくbeenは『ビン』、beingは『ビーン』だと断言します。
カタカナだと伝わりにくいですが実際リスニング問題でテストすると確かにそう言っていました。
こういう積み重ねを動画で出来るのが嬉しいですね。
②問題を解いた後直ぐ詳しい解説が読めて便利
スタディサプリEnglishの設問はリスニングなら一回の会話文ごと、リーディングなら一問解答するごとに解説ページが開くしくみになっています。
この解説が実に丁寧です。
例えばリスニング問題だと、設問の正解のヒントになる文章がどの辺に出てきてなぜその解答になりうるのか詳しく解説してくれます。
短時間で理解を深めるとても良い仕組みだと感じます。
③英単語(TEPPAN英単語)の復習トレーニングが便利
スタディサプリEnglish TOEIC対策コースでは単語力強化のため英単語帳的な機能が付いています。
それがTEPPAN英単語です。
全部で1410語の英単語が学べます。目標点数別に難易度の異なる単語が入っています。
TEPPAN英単語の学習フローは主に以下になっています。
英単語を解く
→間違えた問題を復習トレーニングでまとめて解く
→それでも間違えたら再度復習トレーニングをやる
この繰り返しです。
この復習トレーニングって機能がすごくいいんですよ。
まず目標600点の単語を100問解いたとします。
10問間違えてしまったら復習トレーニングのボタンをポチっと押します。
間違えた問題だけ連続で復習することが出来るんです。全部やり直さなくていいので非常に効率的だと思いました。
また、何回やっても覚えられない単語は例文を活用するといいですね。
例文のマイクボタンをタッチすると例文を読んでくれます。
音声で聞いて記憶する、これもスタディサプリEnglishの良い点だと私は思います。
④問題数が半端ない、やりきれないくらいある
スタディサプリEnglishの問題数、半端ないっす。
200問の実戦問題がなんと毎月追加されます。
しかも各問題には動画講義やディクテーション、シャドーイングなどの演習がセットでついてきます。
一問入魂とも言える実践問題を毎月計画的に解けるのが良い点だなぁ、と私は感じました。
すでに2018年11月時点で実戦問題集、実戦問題集NEXT合わせて16セットもあります。
16×200問で合計3200問がすでに利用可能です!
加えてパーフェクト講義やTEPPAN英単語などのサービスも付いてきます。
問題数が少なくて物足りない、と感じる人はほとんどいないと思いますよ。
⑤モチベーションを維持させる工夫を感じる
スタディサプリEnglishにはモチベーションを維持させる工夫がなされています。
最近「学習記録」というサービスが使えるようになりましたがこれがなかなか良いです。
学習時間を自分でまず設定し、実際の学習時間を実施した項目ごとに記録してくれます。
一日一時間と決めたらこれを下回らないように体が勝手に動いてしまいます。
さらに「連続学習日数」を記録することが出来ます。
より詳細は以下の記事を見て下さい。
toeic-studysapuri.hatenablog.com
一日でもサボるとまたカウントがゼロに戻ってしまうため、毎日必ず学習しなきゃという意識が勝手に芽生えます。
地味ですが良い点だと私は思います。
★悪い点
①リスニング問題の問題文だけ連続再生出来無い
例えばTOEICの公式問題集などに付属のCDでは、テストと同じようにリスニング音声を45分連続で聞き流すことが出来ます。
このスタディサプリEnglish TOEIC L&R対策コースのリスニング問題は複数の問題を連続再生することが出来ません。
一問ずつ進めることしか出来ないのです。
例えば徒歩中に音声だけ聞き流したいなぁって思う時も連続再生出来ないのでいちいちスマホをタップする必要があります。
この辺は改善した方がよいのではないかなぁ、と個人的には感じました。
②リスニングやリーディングの間違えた問題の復習トレーニングが出来ない
近日中にリリースしてくれそうな雰囲気はあるのですが、単語演習以外の復習トレーニングはまだ対応出来ていないようです。
今後追加してくれるはずですが、いまのところリスニングやリーディングの間違えた問題を復習する場合は普通に「再チャレンジ」を選択するしかなさそうです。
早く復習トレーニングを追加して間違えたところを集中的に復習出来るようにして欲しいと私は感じます。
③動画の視聴速度が1.5倍と1.0倍の二択
カリスマ講師関先生の動画講義を私はいつも1.5倍速で視聴しています。この方が効率が良く短時間で学習を進めることが出来ます。
ただ、正直なところを言うと1.25倍が欲しい!もう少しゆっくりしゃべっている関先生に会いたい、私は常にそう感じています。
パソコン版のスタディサプリに関して言うとこの1.5倍速機能すら付いていないようです。今後改善して欲しい点ではあります。
④動画のダウンロードが出来ない
動画のダウンロードが出来ませんし、YouTubeの様に画質を落としてデータ量をケチることも出来ません。
恐らく360p相当の画質をオンラインで視聴することしか出来ない様です。
通信データ容量がたっぷりある方は良いのですが、Simフリーでデータ容量をケチったプランを使っている私などはこの動画を外出時に視聴するのが結構きついです。
通信データ容量の残量を気にしながらいつも見ています。
余裕があれば自宅のWiFi経由で動画を見たいですが、やはり自由に視聴したいですよね。
ダウンロードは色々問題もありそうなのでせめて画質を落としたモードを追加して欲しいですね。
⑤テスト形式で200問連続で解くことが、出来ない
これは『①リスニング問題の問題文だけ連続再生出来無い』に近い悪い点ですね。
TOEICの実戦では2時間でリスニング45分、リーディングで75分戦い続けなければいけないわけです。
一問一問休憩しながら解いたりしないですよね?
本気でガッツリ解きたい時もあるんですよね。
でも連続で200問解くことがスタディサプリEnglish TOEIC対策コースでは出来ないようです。
実戦問題集と言えど一問一問丁寧に解く仕組みになっているため本気で2時間実戦練習したい方は他の手段を使う必要がありそうです。
仮に他の問題集で200問解いた場合は、スタディサプリEnglishの「学習記録」でサプリ外の学習時間を記録すればいいと思います。
この辺は臨機応変に対応するしかなさそうです。
◎まとめ
いかがだったでしょうか。
良い点悪い点を赤裸々に書いてみました。
リクルートの担当者の方が読んで「悪い点を改善しなければ!」と思って頂けたら幸いです。
悪い点も色々書きましたが大変すぐれたアプリであることは間違いありません。
ご興味あれば公式ページも見てみてください。
ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。